姫のためなら死ねる

 生粋のニートであったはずの清少納言が、宮仕を機に幼女・定子様の萌えブログを綴るマンガである。(大嘘)

姫のためなら死ねる (1) (バンブーコミックス WIN SELECTION)

姫のためなら死ねる (1) (バンブーコミックス WIN SELECTION)

 

わかりやすくいえば、平安時代の宮廷文学を今風の感性で捉えて書いたギャグマンガであり、非常にわかりやすい例えが4巻で出てくる。

実にいつか誰かがやりそうなネタをついにやったな、という実にひどい内容である。作者が百合系のマンガを書いているためか、清少納言に関わらず百合っぽい雰囲気はあるが、基本的に笑いのネタにされている感じなので、気にせずにギャグマンガとして読めるので安心していい。意外と笑えるのでおすすめである。

 

因みに、この作品を読んで、実際、こんなわけないだろうと思ったあなたは正しい。

だから決して、枕草子を読んでみたり、清少納言についてネットで調べてはいけない。

決して枕草子は幼女萌え日記でもなければ、定子様との蜜月を綴った日記ではないのだから。